山梨大学内科専門研修プログラム

Subspeciality 重点コース(2年)

循環器内科(第二内科)をsubspecialtyにした専攻医の研修例

本プログラムは大学病院を基幹施設としたプログラムであることから「総合内科的視点を持ったsubspecialist」の養成に重点を置いており、このような内科専門医を養成することを目的とした本コースを本プログラムの標準コースとしています。基本的なコンセプトとしては、内科専門研修3年間のうち2年間を希望するsubspecialty領域で重点的に研修し、この2年間を内科専門研修期間としてだけでなくsubspecialty専門研修期間ともします。もちろん内科専門研修もしっかり修了できるだけの幅広い総合力を養うことをも目標とします。専門研修開始当初より、その志望するsubspecialtyを担当する当該内科教室に入局した上で専門研修を行うことになります。その後、2ヵ月間を基本単位として各内科領域(場合によっては連携施設での他科研修含む)をローテーションします。内科専門研修3年間のうち2年間はsubspecialty専門研修を兼ねて希望するsubspecialty領域を重点的に研修するとともに、内科専門研修としても充足していない症例を経験します。研修する連携施設の選定については専攻医とプログラム管理委員会との面談の上で候補を決定し、プログラム統括責任者の承認により最終決定されます。なお卒後6年次で内科専門医を取得した後は、上記2年間のsubspecialty専門研修を除いた残り1年間のsubspecialty専門研修を行い、卒後7年次でのsubspecialty専門医取得を目指します。